さてスルー装置の完成形その1だ。
スルー装置は [ベルトリーダー]では誤作動が多すぎる。
代わりになる信号が必要だ。
選択工場をよく見てほしい。そこにあるじゃないか。
そう、[アイテムフィルタ]に流れている信号だ。
これを利用する。
この信号はパーツの「形」が信号として流れており
「空」の時は無信号状態<Φ>が流れている。
これをスルー装置のスイッチャーである[アイテムフィルタ]に
<1>と<0>にして流してあげる。
必要なのは
[NOTゲート]
これは<1>の信号は<0>に、<0>の信号は<1>に変換してくれる。
そしていくつかの特性も持っている。
1.信号が通過する時に、微妙に遅延する。
つまりこの [NOTゲート]を数珠繋ぎさせれば
意図的に信号を遅らせることができる。
2.何もない所に設置すると、<1>の信号を出す。
常時オンまたはオフの[スイッチ]の代わりになるよ。
3.どんな信号が入力側に来ても<1>の信号と認識する。
この2と3の合わせ技を使用する。
無信号の時は上の2。<1>の信号を出すから<0>に変換させる。
「形」の信号が来ている時は 3。<0>の信号を出すから<1>に変換させる。
これでスルー装置その1は完成だ。
16本の[コンベヤベルト]に対して8か所設置して[積層機]に流す。
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